バイナリーオプションの種類とは?(ラダー・レンジ・タッチ)
バイナリーオプションの種類は「ラダー」「レンジ」「タッチ」の3つに分けられます。
それぞれに特徴があり、投資戦略やスタイルに応じて使い分けることができるため、初心者の方は初めに理解しておくべきでしょう。
今回は、「ラダー」「レンジ」「タッチ」について詳しくご紹介します。
ラダー
ラダーとは、将来の価格が目標レートよりHIGHかLOWかを予想する投資手法です。
ラダーは「はしご」を意味しています。
具体的には、はしご状に複数本設定される「目標レート」の中から選んで、一定時間後の判定時刻の価格(判定レート)が選んだ「目標レート」以上(HIGH)となるか、未満(LOW)となるかを予想するバイナリーオプションです。
目標レート(ラダー)は複数の中から選ぶことができ、選んだ目標レートで戦略が変わります。
たとえば、現在の価格に近い目標レートを選ぶことで「今の価格よりHIGHか、LOWか」を予想するのに近いトレードをすることができ、また現在価格より離れた目標レートを選ぶことで、購入金額が高く利益が少ないが成功する可能性の高いトレードをしたり、成功する可能性は低いが利益の大きいトレードをすることができます。
レンジ
レンジとは、将来の価格が一定のレンジ(範囲)にINかOUTかを予想する投資手法です。
レンジは、上下2本のライン(目標レート)に挟まれたレンジ(範囲)を決めて、判定時刻の価格(判定レート)が予想した範囲に収まるか(IN)、その範囲より外側に出るか(OUT)の二択で予想するバイナリーオプションです。
たとえば相場が上下どちらかに関わらず大きく動くことを予想するとき、選んだレンジから離れる「OUT」を購入したり、逆にあまり相場が動かず一定の価格レンジ(範囲)で推移すると予想できるときは「IN」を購入する、などの戦略が考えられます。
タッチ
タッチとは、判定時刻までに価格が一度でも目標レートに到達(タッチ)するか一度も到達(タッチ)しないかを予想する投資手法です。
タッチは、判定時刻までに価格が一度でも選んだ目標レートに到達(TOUCH)するか、一度も到達しない(NO TOUCH)かを予想するバイナリーオプションです。
ラダーと同じように、到達するかどうかを予想する目標レートは複数の中から選ぶことができます。
タッチでは、大きく相場が上昇すると予想するときは現在価格より上の目標レートでTOUCHを購入、または下の目標レートでNO TOUCHを購入したり、相場があまり動かないと予想するときは、上下どちらかのNO TOUCHを購入する、などの戦略が考えられます。
また、現在価格より近いTOUCHは、到達する可能性が高い分利益が少なくなりますが、逆に現在価格から離れたTOUCHは、到達する可能性が低い分利益が大きくなります。
大きく相場が動くと予想できるなら、現在価格と離れた目標レートのTOUCHを購入するという戦略もとることができます。